個人事業主におすすめの電話番号の取得方法3選・固定電話やクラウドBPXも紹介
業務効率化更新日:
個人事業主の方は開業するにあたって、事務所の電話番号を決めなければいけません。この時、どのようにして電話番号を取得すればいいのか悩まれる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、個人事業主が開業時に電話番号を手配する際の導入方法やおすすめのサービスを併せてご紹介します。
--- 目次 ---
おすすめの個人事業主が電話番号を取得する方法3選
個人事業主が、仕事で利用する電話番号を取得する方法として、下記の3つが挙げられます。
①:ビジネスフォン(仕事用携帯)を所持する
プライベートの電話とは別に、仕事用の携帯電話を所有することで、仕事の電話番号を取得することが可能です。仕事用の電話番号は、ビジネスで使っていると分かるので、経費計上もスムーズに行えますし、プライベートの電話がかかってきてしまうこともありません。携帯電話なので、外出先でも対応しやすくなります。
ただし、固定電話ではないので、会社としての信頼が得にくいというデメリットもあるでしょう。また、仕事とプライベートの電話を両方持ち歩かなければならないという点も不便です。
②:プライベート用の携帯電話を使う
携帯電話の2台持ちが苦手という場合、プライベートの携帯電話をそのままビジネス用として利用するケースもあります。プライベートで使っている電話は、仕事で使うことに特に問題はありません。
ただし、仕事とプライベートの切り替えがしにくくなってしまうというデメリットはあります。休みの日でも電話が鳴ってしまう可能性は高いです。端末の購入費などは節約できますが、経費計上がややこしい、お客様からの信頼を得にくいというような点も気になるところです。
③:固定電話番号を取得する
仕事専用として、固定電話の番号を新たに取得するという方法もあります。この場合、固定電話の番号が取得できることで、企業としての信頼度を高めることにも繋がります。
法人登記や銀行口座などの電話番号登録もスムーズです。また、固定電話は業務時間外であれば、対応できないように切り替えもしやすく、仕事とプライベートを分けることができるでしょう。
ただし、外出時に電話の対応ができないことや、電話加入権の取得に時間がかかってしまうという点はデメリットです。
個人事業主が固定電話を取得する際の選択肢
個人事業主が、仕事で使う電話番号を取得する場合、固定電話の番号を取得するということが最もよいとされています。
では、固定電話を取得する際は、どのようにして取得すれば良いのでしょうか。ここでは固定電話の番号を取得できる方法をまとめておきます。
アナログ電話
一般家庭や多くの企業で導入されている固定電話のサービスがアナログ電話です。地域の市外局番の番号を使うことができます。東京なら「03」から始まる番号です。
よく使う電話機なので、操作も簡単です。アナログ電話は、月額利用料として月2,500円〜3,000円ほどかかります。契約時は初期費用として、工事費や契約料、電話加入権などが40,000円ほどかかります。
ひかり電話
ひかり電話は、アナログ電話よりも加入者が増えてきている電話サービスとなっています。今後は、ひかり電話が主流となってアナログ電話は廃止されると言われています。
ひかり電話もアナログ電話と同じように市外局番の電話番号を取得でき、NTTなので安心感があるサービスです。さらにアナログ電話よりも通話料が安くなっていることから、沢山電話をすることが多い企業でも安心です。
月額利用料の目安は、550円〜となっています。初期費用は、工事費用として16,500円〜19,800円ほどかかります。
クラウドBPX
個人事業主の場合、クラウドBPXが選ばれることが多いです。インターネット上で通話や通信ができる仕組みになっていて、オフィスに設置されていた電話交換機が、クラウド上に設置されているという仕組みとなっています。
固定電話機が無い場合でも、利用することができるので、スマートフォンでも使えます。工事も不要なので、すぐに利用できます。
ただし、地域の市外局番が使えないという点や、通話品質が不安定になりやすいという点は、デメリットです。
初めてクラウドBPXを利用する個人事業主へのおすすめ3選
個人事業主におすすめのクラウドBPXですが、様々なサービスがありどれを選んでよいのか分からないという方もいるでしょう。ここでは、個人事業主におすすめのクラウドBPXサービスをまとめておきます。
①:BIZTEL ビジネスフォン
導入社No1、稼働席No1のサービスとして注目されているクラウドBPXで、在宅勤務でも利用されています。小規模から契約でき、1席単位で増減できることから、事業が軌道にのって従業員が増えた際も使いやすくなっています。
申し込みから最短5日で利用開始になりますので、早く使いやすい場合も利用しやすいです。パソコン、スマートフォンなど様々な端末に対応しています。
様々なプランが用意されているので、自社に合わせて選びやすくなっていて、必要に応じてオプションもつけることができます。
プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
ライト | 50,000円 | 21,000円 |
スタンダード30 | 300,000円 | 80,000円 |
スタンダード50 | 500,000円 | 135,000円 |
②:ナイセンクラウド
ナイセンクラウドは、上場企業や行政、病院、個人事業主など様々な導入実績があるクラウドBPXです。
自動録音、電話会議、音声ガイダンスなど様々な機能があり便利に使えます。地域の電話番号の利用も可能なので、市外局番の電話番号も取得できます。
国内だけでなく海外への通話でも、同料金が設定されているので、電話代の削減にもつながります。
初期費用 | 月額利用料 |
10,000円 | 2,000円~ |
③:Dialpad
導入前にWEBで簡単なセミナーを受講でき、どのように活用できるのか詳しく教えてもらうことができる点はとても魅力的です。
プランは3種類用意されていて、自社に合わせて運用しやすくなっています。番号は「050」で運用されます。
また、現在利用している番号が、市外局番である場合は、その番号を引き継いで利用することができるため、すでに固定電話を利用されていて、電話代を削減したい方に最適です。番号を変えずにという点は便利でしょう。
スタンダード | 1,000円/月/ユーザー |
プロ | 1,500円/月/ユーザー |
エンタープライズ | 2,000円/月/ユーザー |
個人事業主なら電話以外にFAXも導入するべき理由
個人事業主の場合、電話だけでなくFAXも導入していた方が便利と言われています。FAXがあることで、下記のようなメリットも得られます。
FAX番号があると信頼性が上がる
FAX番号は、名刺や会社のホームページに記載することができます。これを記載することで、信頼性を高めることに繋がります。取引先に安心感を与える意味でも、FAXを導入することが推奨されます。
柔軟な対応ができる
FAXがあることで、より柔軟な対応ができると言えるでしょう。例えば、メールサーバーの障害でメールが送れないという場合も、緊急連絡先として利用することができます。
紙をそのまま送りたい時に必要
メールではなく紙でそのまま送りたいという内容やデータもあるでしょう。そのような場合もFAXは便利です。
メールのように埋もれる心配がない
メールの場合は、大量に送信されてくることがありますが、FAXはそのようなことがありません。そのため、埋もれてしまって見落としていたということが起こりにくいです。
人手が足りないなら電話代行サービスBusinessCallがおすすめ
個人事業主の場合、様々な業務をひとりで行わなければならないため、通常業務が思うように進まないということも出てきてしまうでしょう。
通常業務を効率よく行うために、電話代行サービスの導入も検討してみてください。電話代行サービスに電話業務を委託することで、電話対応の時間を削減でき業務効率化につながります。
電話代行サービスがおすすめな理由
仕事をしていて電話対応にかける時間が多いと感じる方もいるでしょう。電話対応は、業務に関係のあるものもあれば、セールス電話ということもあります。
これらの電話にすべて対応していると、なかなか仕事が進みません。しかし、電話番だけのために人材を採用するとなると人件費がかかってしまいます。
電話代行サービスを利用すれば、費用をおさえて電話対応をしてもらうことができ、個人事業主に最適です。電話のプロが対応してくれるので、安心できます。サービスによっては365日24時間いつでも依頼できる点も魅力です。
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コールセンター代行の費用相場とBusinessCallの料金
まとめ
個人事業主が電話番号を取得する方法をお伝えしました。電話番号を取得した後は、電話業務に追われてしまうこともあるでしょう。
そのような場合は、電話代行サービスの利用も検討してみてください。電話代行サービスを利用することで、業務がスムーズに進みます。