コワーキングスペースが起業(開業)する際におすすめな理由や成功・失敗事例を紹介

業務効率化更新日： 2022.08.10

働き方改革が進み、企業でもコワーキングスペースの活用がされるようになりました。コワーキングスペースを利用して起業される方も増えていて、今後ますます利用者が増えるのではないかと予想されます。

コワーキングスペースを利用した起業には、どのようなメリットがあるのでしょうか。この記事では、独立開業を検討されている方のために、コワーキングスペースの活用についてまとめています。

--- 目次 ---

コワーキングスペースとは？起業者と相性が良い理由

コワーキングスペースとは、どのような場所をさすのでしょうか。コワーキングスペースは、個人事業主や起業家、ノマドワーカー、テレワークの会社員など様々な人が利用しています。

場所に縛られず働くことができる人が活用するスペースで、オフィスで利用する様々な設備を共同で利用することが可能です。

起業家との相性が良いと言われている理由として、経費削減につながるという点が大きいです。また、様々な業種の方が利用していることから、ビジネスを広げていくチャンスも期待できると言えるでしょう。

コワーキングスペースを使って起業(開業)するメリット

コワーキングスペースを使って起業する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。メリットをまとめておきます。

賃貸なしで法人登記・住所利用ができる

起業する場合、オフィスをどうするかという問題があります。オフィスの住所がなければ法人登記ができませんし、会社の電話番号も取得することができません。

しかし、物件を借りるとなるとそれなりの費用がかかります。便利な場所にしようとすれば賃料も高くなってしまい、起業時は負担が大きいでしょう。しかし、コワーキングスペースを使えば、これらの問題を解決できます。

コワーキングスペースで、バーチャルオフィスのサービスを利用すれば、会社の住所や電話番号を貸してもらうことができ、これを法人登記で利用できるのです。

開業費用が安く抑えられる

法人登記で利用する会社の住所や電話番号は、月額15,000円ほどで利用できます。賃料の場合は、安くても毎月100,000円ほどはかかってしまうため、コワーキングスペースで開業すれば、開業費用を安くできると言えるでしょう。

同志との交流できるチャンスがある

独立開業した場合、自宅を事務所として利用するケースも多いと思います。しかし、自宅をオフィスにしていると、仕事以外の方と出会う機会は減ってしまいます。

コワーキングスペースを利用すると、様々な業種の方と出会えるチャンスがあることから、交流により新たなビジネスが誕生するということもあるかもしれません。また、交流によりお互い頑張ろうと切磋琢磨できる同志にも出会えます。

リモートワークとの相性が良い

コワーキングスペースは、リモートワークとの相性もとても良いです。実際に、大手企業でのリモートワークの場としてもコワーキングスペースが選ばれています。設備が整っているため、自宅で仕事をするよりも仕事しやすい環境になっているのです。

新しいコミュニティーに触れて刺激が受けられる

コワーキングスペースでは、交流会が行われていることも多いです。交流会により新しいコミュニティーに触れ、刺激を受けることができるというメリットもあります。

＜関連記事＞
個人事業主が電話代行サービスを利用するメリットはこちら

起業(開業)のためにコワーキングスペースを利用する際の注意点

起業(開業)のためにコワーキングスペースを利用する場合、下記の点に注意しなければいけません。

法人登記・住所利用できない場所もある

コワーキングスペースは、法人登記や住所利用することができるところが多いですが、一部のコワーキングスペースはこれができない場合があります。

住所利用できても、法人登記できないということもあるので、注意しなければいけません。事前に確認しておかなければ、後で手続きが大変になってしまいます。

営業を許認可できない業種もある

コワーキングスペースを利用して起業（開業）する場合、営業を許認可できない業種があるので注意しなければいけません。例えば、派遣業や古物商の場合は、難しいとされています。

コワーキングスペースを使った成功・失敗の事例

コワーキングスペースを利用した起業は、どのような事例が多いのでしょうか。ここでは、コワーキングスペースを利用して起業（開業）し、成功・失敗した事例についてご紹介します。

成功事例とその要因

コワーキングスペースを地域の活性化に活用し成功している事例が沢山あります。あるスペースでは、カフェを併設することで、様々な世代の人がより交流しやすくなっていて、地域の人々のつながりを生み出すスペースとしても活用されています。

また、イベントを学生が企画したり、異業種交流会の場としても活用することで、地域で新たなビジネスが生まれるというようなこともあります。施設内で、委託販売用のスペースを設けることで、地域に関連する商品を販売するというような事例もあります。

コワーキングスペースで開業する場合、地域の人々との交流が持てるようにすると、ビジネス成功のきっかけが掴みやすいのではないでしょうか。

失敗事例とその要因

コワーキングスペースを運営するためには、受付スタッフや清掃スタッフなどが必要となってきます。これらのスタッフを雇用するためには人件費がかかります。

コワーキングスペースを運営していくための費用がかかりすぎてしまうことで、運営していくことができず失敗してしまうという事例もあるため注意しましょう。

コワーキングスペースには電話代行サービスの併用がおすすめ

コワーキングスペースを利用する際は、電話代行サービスと併用して利用するのがおすすめです。電話代行サービスと併用することで、電話の一次受けを専門のオペレーターに委託することができるため、業務効率化に繋がります。

電話対応のためにスタッフを雇用しなければならないということもなくなりますので、人件費の削減にもなるでしょう。

電話代行会社ならBusinessCall

電話代行サービスは様々な会社がありますが、おすすめは「BusinessCall」です。「BusinessCall」は、大手企業やコールセンター、官公庁などで利用されている電話代行サービスで、導入したことで人件費・固定費の削減ができていると評価されています。

利用金額は、月額5,000円〜ととてもリーズナブルです。低コストですが、質は高く、しっかり研修を受けたプロの電話対応スタッフが、丁寧に対応してくれるので安心です。

＜関連記事＞
短期間でも利用可能な電話代行サービスはこちら

まとめ

コワーキングスペースを利用して独立を検討されている方のために、コワーキングスペースのメリットやビジネス成功事例などをお伝えしました。

コワーキングスペースを活用してビジネスを検討されている場合は、電話代行サービスも併用することで、より効率よく業務を行えるようになりますので、ぜひ検討してみてください。