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日本企業が抱えるDX化の課題とは/成功するためのポイントを解説

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現在DX化が行政レベルで推進されています。
労働者不足の解決策としてデジタル化が推進されており、さらに一歩進んだDX化も注目を集めています。

一方で、いざDX化をと考えているものの、何を始めればよいのか分からずに悩んでいる企業もあれば、DX化に取り組んでみたものの、思うような成果が上げられないなど課題を感じている方や会社もあるようです。

DX化は大きな可能性を秘めている一方で、正しい方向性が求められるものです。

そこでDX化について、よくある課題や解決方法等についてを解説していきますのでDX化に悩んでいる方、あるいは実践したものの思うような成果を上げられずにいる方は是非ご覧ください。

DX化とは

DX化をと考えるのであれば、DX化とは何かを正しく把握しなければなりません。

しかし、実はDX化を誤解している人や、断片的なイメージで把握しているだけで、本質を理解できていない人もいるようです。
そこでDX化とは何か、基本的な点から確認しておきましょう。

経済産業省のDXの定義とは

DX化は行政も補助金・助成金を出し、DX認定制度を策定するなどして後押ししていますが、経済産業省がDX推奨ガイドラインを策定しています。
それによると、

”「企業がデータとデジタル技術を活用してビジネスモデルを変革するとともに、競争上の優位性を確保すること」”

と定義しています。

つまり、ただ単にデジタル環境を導入するだけではなく、デジタル環境の導入を通してビジネスモデルを変革し、競争に勝つ、あるいは優位に立つ環境を整えることをDX化と定義しています。

IT化との違いとは

DX化をIT化と混同している人も多いです。
確かに共にデジタル環境を構築するものですが、IT化とDX化は厳密には異なるものです。

IT化とは、既存の環境をデジタル環境に置き換えることです。例えば出退勤を紙のタイムカードではなく、デジタル管理としたり、あるいは販売状況をメモで把握するのではなく、デジタルにて記録する等、IT化はあくまでもデジタル環境に「変える」だけのものです。

一方DX化は、先の経済産業省のガイドラインにもあるように、デジタル環境を構築し、かつ市場競争にて優位な立場を作ることです。
このように、それぞれ異なるものであることが分かっていただけるのではないでしょうか。

DX化の必要性

DX化が必要とされている背景として、日本が抱えている問題点が改善できる点が挙げられます。ではどのような問題点を抱え、DX化によって改善できるのか、いくつかご紹介しましょう。

市場状況に対応できるようになる

DX化によって、市場状況への対応が可能になります。
それまでは、市場状況に対応するのではなく、あくまでも自社ができることを提供するスタンスの企業が多かったものです。

経済成長にある段階であればそのようなスタンスでもよいのですが、現在の日本経済では、自社のスタンスを押し通すのではなく、市場状況への対応が求められています。

つまり、需要に如何にして対応するかが求められているのですが、需要そのものが把握できない企業も少なくありませんでした。

しかしDX化により、市場状況を理解・把握することで、需要への対応が可能になります。

従業員満足度向上のため

それまで日本国内の多くの企業では個人の考えは企業・組織の理屈よりも後回しにされる傾向にありました。

しかし現代社会では、組織のためではなく、従業員自身が仕事に満足できるのかを示す、従業員満足度という言葉も登場するなど従業員の職場環境も考慮されるようになりました。

DX化を行うことで、リモートワークが可能になることやルーティンワークを自動化し、重要な業務に専念できるようにするなど従業員が心身ともに働きやすい環境をつくることが可能になります。

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生産性・業務効率化につながる

日本が抱える社会問題の一つに、少子高齢化が挙げられます。
それまで人口増加を続け、経済成長を遂げていた日本経済は、言うなれば「質より量」な面がありました。

しかし少子高齢化に伴い、労働者人口の減少は、それまでのようなスタンスが通用しなくなります。いわば「量より質」が問われる時代となりました。

そこで質の手助けを行うのがDX化です。人数をかけるのではなく、DX化によって、少ない人数でも効率の良い作業が可能になり、生産性向上が見込めます。

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レガシーシステムからの脱却

日本は経済成長を遂げた時期のシステムのままの企業が多く残っています。

古いシステムが悪いとは言いませんが、古いシステムは属人化を促進してしまいます。特定の人間だけしか扱えないようなシステムは、作業の効率化を遠ざけますがDX化によって、特定の人間だけではなく、誰もが使用できるシステムの導入が可能です。

レガシーシステムと呼ばれる属人的な古いシステムは、今後少子化が加速することで、更なる不便が待っています。
しかしDX化により、このようなレガシーシステムを一新することが可能です。

なぜDX化は進んでいないのか

DX化は行政レベルで推進されているものです。
裏を返せば、民間だけに任せていてはなかなか進まないからこそ、行政が補助金・助成金を出して国全体としてDX化を推進したいと考えているものです。

ではなぜDX化はなかなか進まないのでしょうか。まずは日本のDX化の現状を見ていきます。

日本のDX化の現状

日経BP総合研究所イノベーションICTラボの2019年7月から8月にかけて実施されたデジタル化実態調査によると、DX化を推進しているかという設問の答えは以下となっています。

推進している:36.5%
全く推進していない:61.6%
無回答:1.9%

日経BP総合研究所イノベーションICTラボ/デジタル化実態調査

この数字を見れば、およそ6割の企業がDX化を行っていないことが分かります。
ちなみにNRIセキュアテクノロジーズがアメリカやシンガポールの企業に行った同様の質問では、DX化を推進している企業が8割から9割とのことですので、日本のDX化が進んでいないことが分かるのではないでしょうか。

ただし、業種によって隔たりがあるのも事実です。
例えばDXを推進している企業の業種を見てみると、下記になります。

情報・通信サービス:58.5%
建設・不動産:44.4%
金融:38.5%
製造:37.5%
物流・運輸:31.5%

日経BP総合研究所イノベーションICTラボ/デジタル化実態調査

情報・通信サービスに関しては半数以上がDX化を推進している一方で、物流・運輸に関してはおよそ3割程度しかDX化を推進していないことが分かりました。

DX化を行う上でのよくある課題

DX化をと考えているものの、課題ばかりで進まない、あるいは他の業者の課題を見て、DX化を躊躇している企業もあります。
そこでDX化のよくある課題についてもご紹介しましょう。

システムなどを理解できるIT人材の不足

DX化はメリットの多いものではありますが、それらはあくまでも正しく導入し、かつ使いこなしてこそです。

しかし、IT人材が不足している企業は、人材がいないのでDX化を進められないケースもあれば、導入したものの、人材がいないので思うように運用ができないケースが見受けられます。

DX化に限らず、環境は使いこなしてこそです。多くの社員が理解していないDX化を実現したところで、結局は宝の持ち腐れになってしまう企業もあるなど、IT人材の不足は特定企業だけではなく、日本経済全体の課題となっています。

周りからの理解不足

DX化はメリットの多いものですが、メリットを理解している人が少なければ、DX化はなかなか進みません。

仮にですが、社内の人間の多くがITに詳しく、DX化のメリットを理解していればDX化はすぐにでも進むことでしょう。

しかし先述したように、IT人材が不足していることから、DX化を理解している人間が不足し、なかなか普及が進まない現実もあります。

予算不足

予算が不足していることで進められないケースもあります。
DX化はある程度予算が必要です。ましてやDX化への理解が低い場合、「どうなるか未知数なもの」に予算はかけられないと考える企業が多いです。

また、理解度はあっても予算がないのでなかなか進められない企業もあるなど、DX化のためにはある程度の予算も必要です。

DX化を成功させるポイント

DX化の課題は多々ありますが、成功させるためのポイントもあります。
これらのポイントを抑えることで、DX化成功の可能性が高まりますので、覚えておきましょう。

国・自治体からの補助金の活用

先にDX化にはある程度予算が必要だとお伝えしましたが、国や自治体から補助金を申請することで、予算問題の解決も可能です。
DX化に適用できる補助金としては、主に下記が挙げられますので活用を検討してみるのもよいでしょう。

IT導入補助金

通常枠、低感染リスクビジネス枠の2枠が用意されている補助金で、30万円から450万円まで、規模や条件等に応じて補助される制度です。

こちらは補助を受ける条件がいくつか用意されているのですが、DX化のためのソフトウェアの導入も補助対象となっています。

補助率は通常枠で1/2、低感染リスクビジネス枠で2/3となっています。ただしこちらの申請はGビズIDの事前取得を行う必要があります。

ものづくり補助金

一般型とグローバル型、低感染リスクビジネスの3種類の補助金が用意されている制度です。

設備投資への支援も行っており、補助率は1/2から2/3、補助上限額は一般型と低感染リスクビジネス枠が1,000万円、グローバル型は3,000万円となっています。但しこちらの補助金は、申請がインターネットからの電子申請のみとなっています。

IT人材の育成・活用

DX化成功のためにはIT人材が不可欠です。

そこで、将来のDX化を見越し、IT人材を育成するのも方法の一つです。
社外に頼るのも良いのですが、自社にてIT人材を育成できれば、その後も多くのIT人材の輩出が可能になります。

育成したIT人材をDX化の部署に配置することでDX化も加速します。但し、いくらIT人材を配置しても組織構造そのものが悪くては意味がありません。
配置したIT人材が力を発揮できる環境の構築もまた、不可欠です。

会社全体での改革の共有

DX化は、決して社内の一部の人間だけのものではありません。
会社全体での意識の共有こそ、DX化成功のポイントです。

そのため、DX化を推進するのであれば、会社全体で意思疎通しておきましょう。一部の人間だけが進めているプロジェクトだと思われてしまうと、蚊帳の外に置かれてしまったと感じた社員はDX化に対して非協力的だったり、関心を持ちません。

社内全体でDX化を共有し、社内全員が当事者となれば成功の可能性も高まります。

DX化の成功事例

既にDX化を実践し、成功した企業がいくつか登場しています。
そこで、DX化の成功事例をご紹介しましょう。成功事例を見ることで、DX化のモチベーションも高まるはずです。

三井住友トラストクラブ株式会社

クレジットカードを発行している三井住友トラストクラブでは、DX化を推進することで、導入から1年経過していない段階で、年間換算およそ24,000時間の業務の削減に成功したとのことです。

導入担当者を立て、初心者でも抵抗感なく使用できるシステムを導入。費用に関しては導入費用だけではなく、サポートまで含めたトータルで考えたとのことです。

また、簡単に効果を実感できそうなものを選ぶ等、まずはDX化の効果を理解してもらうことも考えたとのことで、結果が出たことからより幅広い部署への導入も検討しているようです。

清水建設

清水建設では建物運用のDX支援オペレーションシステムを開発しました。
各種アプリケーションやIotデバイスや建築設備まで相互連携が簡単に行える点が特徴です。新築の場合には建物管理システムやセキュリティシステムとしての運用も可能とのことです。

また、設備機器やセンサー、カメラが収集したデータの分析・解析を行うことでエネルギー利用の効率化や最適化を可能にします。

さらに、他にも様々なサービスとの連携を視野に入れているとのことで、今後は車両検知やロボット管内配送などにもチャレンジしていきたいとのことです。

低予算でも始められるDX化

DX化の鍵となるのが予算です。
DX人材がいるとしても、肝心の予算がなければDX化を進めることはできません。

しかし、中には低予算で開始できるDXもありますので、まずはそれらをDX化し、周囲の理解を得るのも手です。

低予算でDX化を成功させるコツ

低予算でDX化を成功させるコツとして下記の2点が挙げられます。

簡単なルーティンワークの外注

DX化を、大げさな環境改善だと考えている人も多いのですが、まずは簡単なものをDX化するのも手です。

例えば日常業務の中での簡単なルーティンワークを外注するだけでも立派なDX化です。外注することで空いたリソースを、他の業務に回すことができます。

DX化する分野を限定する

DX化する分野を限定するのも手です。

幅広いジャンルでDX化を進めるのではなく、限られた、特定ジャンルのみをDX化することで、低予算でもDX化が可能になりますし、ジャンルが狭いことから効果を実感しやすいです。

具体的な方法を紹介

具体的に安価でDX化を行う方法もいくつかご紹介しましょう。

ペーパーレス化

それまで紙にて行っていたことをデータ化する、ペーパーレス化も立派なDX化です。
ペーパーレスにするだけで、情報の一元管理が可能になるなど大きく環境を変化できることですが、ペーパーレス化だけであれば低予算での導入が可能です。

お問合せ・電話対応の外注化

問い合わせ等の電話対応業務を外注化してみるのも良いでしょう。
電話業務は案外リソースを割くものです。

電話対応にはビジネスチャンスも潜んでいますので、おざなりにできない一方で、他の業務に支障をきたすこともありますが、外注することで業務効率化が可能になります。

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電話業務をDX!電話代行でオフィスの電話をゼロにする方法を解説!

お問合せ・電話対応なら電話代行サービスがおすすめ

問い合わせや電話対応の外注化は電話代行サービスがおすすめです。

電話代行サービスは、電話業務の代行を行います。電話に出れない、あるいは出る必要のない電話に出てリソースを割かれることもなく、必要な要件だけを取捨選択できます。

電話代行サービスとは

電話代行サービスとは、電話の応対を代行するサービスです。
会社には様々な電話がかかってくるものですが、それらすべてに対応していると、本来進めなければならない業務がなかなか進みません。

かといって電話を無視した場合、大きなビジネスチャンスを逃してしまう可能性もあれば、顧客からの大切な要件の可能性もあるなど、電話を取らない訳にはいきません。

そこで電話代行サービスです。
依頼することで、電話応対の委託が可能です。まずは電話代行サービスが電話を取り、応対します。必要な電話であればその後、自ら対応できますし、営業電話等、不要な電話であれば電話代行サービスにてシャットアウトが可能です。

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電話代行って何?どんなサービス?メリットやデメリットを紹介

電話代行サービスならBusinesscallへ

電話代行サービスといえばBusinesscallです。

Businesscallは独自の研修を受けた質の高いオペレーターのみが配備されている点に加え、30分単位での時間指定が可能です。

自身で電話対応したい時には自分で、電話に出れない時間だけBusinesscallに任せることも可能です。

また、かかってきた電話はLINEやchatworkといった外部ツールにて確認が可能です。365日、土日対応も可能なので、出社しているスタッフが少ない時にも頼れる存在は、申し込みから最短3日での利用も可能など、スピード感も特徴です。

Businesscallのサービスの詳細はこちら

まとめ

DX化のためにはIT人材や予算など必要なものが多々ありますので、大げさに考えてしまいがちです。しかしDX化の形は様々です。

特定部分のみのDX化も可能なので、DX化のための人材や予算が足りていない企業や、まだまだ社員たちの理解を得られていない企業は、まずはできる範囲のDX化で効果を実感し、周囲の理解を得てから本格的なDX化を推進するのも良いでしょう。

DX化は自社にとって効率的かつ有益な環境の構築が必要です。そのためには、他社の真似ではなく自社にとって必要な環境を構築することが大切になってきます。
他の会社の真似ではなく、自社にとって必要な環境を構築することが大切なので、自社に合ったDX化を進めてみてはいかがでしょうか。

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