AIの電話代行サービスの評判は?対人と比較した際のメリット・デメリットを紹介
その他更新日:AIの進化により、受付業務や案内業務でもAIを用いたサービスが増えてきています。電話代行でもAIによるサービスが行われるようになってきていますが、AIによる電話代行にはメリットだけでなくデメリットもあります。
この記事では、AIの電話代行サービスを利用することによるメリット・デメリットについてお伝えします。
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AIによる電話代行サービスとは?
AIによる電話代行サービスは、かかってきた電話に対してAIが自動応答を行うというものです。AIが会話内容を判断し、対話を進めていきます。似たような対応にIVRがありますが、この場合は自動音声となっており、細かな対応が難しいとされていました。
しかしAIを活用することで、より細かな対応が可能となっただけでなく、対応内容のばらつきを防ぐことが可能です。AIによる自動対応は、人が会話しているような返答ができるという点で、サービスの質の向上にも繋がります。
電話代行とコールセンターの違いについて
電話代行サービスと類似する業務としてコールセンターがあります。AIはコールセンター業務でも導入事例が増えています。では、電話代行サービスとコールセンターではどのような違いがあるのでしょうか。
電話代行サービスとコールセンターで異なる点は、対応範囲と規模です。コールセンターは、一度にかかってくる電話の件数が多いため、対応しなければならないスタッフの人数も多いです。
コールセンターは数十名単位でオペレーターを常駐させなければ運用できません。専用の窓口と電話番号が設置されて運営されます。これに対して電話代行は、企業の担当者として電話対応を行います。比較的少人数で、2~3名程度で運用可能です。AIによる電話代行サービスの3つのメリット
AIによる電話代行サービスの導入にはどのようなメリットがあるのでしょうか。3つのメリットについてお伝えします。
比較的安く電話代行を利用できる
電話代行サービスを利用する場合、利用料がかかります。できるだけ費用を抑えて電話代行サービスを利用したいという場合は、AIによる電話代行サービスが利用しやすいでしょう。
特に、電話代行サービスの場合は、夜間対応や休日対応ができない、追加費用が発生してしまうというケースがありますが、AI電話代行の場合は、追加費用無しで対応してもらうことも可能です。
AIだからオペレーターによってのばらつきがない
電話代行サービスでは、オペレーターの経験値により対応に差が出てしまうということもあります。顧客からの問い合わせ内容に対して、オペレーターは情報を検索して返答していきますが、スムーズに行えないということもあるのです。
しかし、AIによる電話代行サービスを利用する場合同じレベルで対応ができるため、ばらつきは生じません。一定のクオリティで対応ができることから、顧客満足度の向上にも繋がります。
営業電話に出る手間を省ける
AIによる電話代行サービスを利用することで、営業電話に出る手間を省くことにも繋がります。オフィスにかかってくる電話は、顧客からの電話とは別に営業関係の電話ということもあります。
このような電話が多いと、電話に出るために作業を止めることになり通常業務に影響が出てしまいます。電話対応をAIに任せておくことで、必要な電話だけ取り次ぐことが可能です。
AIによる電話代行サービスの3つのデメリット
AIによる電話代行サービスは、顧客満足度を高めることや業務効率化に繋がると注目されていますが、デメリットがないわけではありません。AIによる電話代行サービスのデメリットもお伝えします。
音声を聞き取れない場合など人間のフォローが必要な時がある
AIによる電話代行サービスは、人間のフォローが必要になってしまう場面もあります。AIは、人の声に対して高い精度で認識できるものの、どうしても聞き取れない場合もあり、そのような場合は即座に対応ができません。そのような場合は、人と人の対応のほうがスムーズと言えます。
複雑な内容までは対応しきれない
AIによる電話代行サービスは、対応できる範囲に限界があります。複雑な内容はAIでは対応していくことができません。すべてをAI対応にすることは難しいと言えるでしょう。
導入コスト・運用コストが高くなる
AIによる電話代行サービスは、導入コストや運用コストが高くなってしまうケースがあります。サービスを提供している会社により、導入費用や利用料金に関して、問い合わせしなければ見積をしてもらえないケースもあります。
ある会社では、初期費用30万円〜、月額利用料15万円〜というような記載がされていました。この場合、電話代行サービスを利用したほうが安くなる場合もあるでしょう。
AIの電話代行と通常の電話代行の料金相場を比較
AIによる電話代行サービスと通常の電話代行サービスでは、どの程度利用料金が異なるのでしょうか。料金の相場を比較してみました。
サービス名 | 初期費用 | 月額利用料 | AI/対人 |
IVRy | 0円 | 3,300円~ | AI |
Canario | 不明 | 10,000円~ | AI |
MOBI VOICE | 150,000円~ | 300,000円~ | AI |
BusinessCall | 15,000円 | 5,000円~ | 対人 |
参考:https://ivry.jp/column/ivr-cost-comparison
格安で利用できるAI電話代行サービスもありますが、格安のAI電話代行サービスの場合、シナリオ作成等は別途費用がかかる、簡単な内容しか対応できないというようなデメリットがあります。
自社に合わせて細かく対応してもらうとなるとそれなりの費用がかかってしまうでしょう。
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電話代行ならAIよりも対人がおすすめ
AIによる電話代行サービスも、通常の電話代行サービスも、各サービスにより利用料に違いがあります。サービス内容も異なるため、利用料だけで判断せずにサービス内容も比較して選ぶようにしましょう。
AIによる電話代行サービスは、人による対応が必要となってしまう場面もあります。このことから、電話代行サービスを依頼する場合は、対人がおすすめと言えます。対人による電話代行サービスには他にもメリットがあります。
時間指定で依頼できるから費用は安く抑えられる
対人による電話代行サービスの場合、時間を指定して依頼することも可能です。必要な時間帯だけ対応してもらうことで、費用を安く抑えることもできるのです。サービスによっては土日祝日や夕方以降の対応でも割増料金が発生しないこともあり、リーズナブルに利用できます。
全て人間が対応するのでトラブルのリスクがない
対人による電話代行サービスを利用することで、トラブルのリスクが減らせます。AIによる対応の場合、AIが音声を正確に認識できていない場合に、誤った案内をしてしまう可能性もあります。対人の場合は、そのようなことが起こりにくいです。
電話のプロだから品質にも満足してもらえる
対人による電話代行サービスの場合は、電話のプロが対応します。電話のプロが対応してくれるため、AIよりも質の高い対応ができ顧客満足度向上につながります。
対人の電話代行サービスならBusinessCallがおすすめ
対人の電話代行サービスは様々な会社でサービスを提供しています。できるだけリーズナブルで質の高い電話代行サービスをお探しなら「BusinessCall」がおすすめです。「BusinessCall」は、大手コールセンターや官公庁など様々な企業や施設において導入されている電話代行サービスです。
365日対応可能で、土日祝でも利用料金は変りません。月額5,000円から利用することができます。利用時間も指定できるため、必要な時間帯だけ導入することで費用を抑えて電話代行サービスを利用することが可能です。
まとめ
AIによる電話代行サービスについてお伝えしました。AI技術が進化していることで、より質の高い対応ができるようになっていると言われているものの、やはり人間が対応する場合と比べると質が落ちてしまうところはあります。
安心して電話代行サービスを依頼するなら、対人の電話代行サービスがおすすめです。