電話番号の取得方法・費用や電話番号貸し出しサービスのご紹介!

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会社を設立すると、お客様から電話がかかってきますので会社の電話番号を取得しておかなければいけません。

しかし、スタートアップ企業の場合は、固定電話を設置すると初期費用が発生するため悩むのではないでしょうか。
個人事業主の場合も、仕事用の電話番号の取得で悩まれると思います。

この記事では、電話番号を取得する方法と電話番号の取得にかかる費用、費用を抑えた電話番号取得の方法として電話番号の貸し出しサービスについてもご紹介します。

電話番号の取得方法7選

電話番号を取得する方法はいくつかあります。どのような方法があるのかまとめておきます。

固定電話

固定電話の加入で一般的なのが、NTTに加入して電話番号を取得するという方法です。NTTの回線工事を行う必要があるため、初期費用、回線の利用料が発生します。

固定電話を設置する場合は、NTTの工事費用とは別に、電話機も購入しなければいけません。企業の場合は、1台では足りない場合もあり、台数を増やすとさらに費用がかかります。

導入の際の工事に時間がかかるため、申し込みして翌日に使用できるというものではありません。

携帯電話

携帯電話は、一人ひとりが持つことができるため、担当者に直接連絡を入れることができるという点でメリットがあります。

しかし、会社の信頼性の面で考えると、携帯電話の番号を会社の問い合わせ専用番号にすることはおすすめできません。

また、プライベート用と合わせて2台持ち歩くとなると、少し面倒に感じてしまう人もいるでしょう。ビジネス用の機種などがあり、専用のプランも用意されているので、通常の携帯電話よりは安く利用できます。

IP電話

IP電話は、固定電話の電話番号をNTTの加入電話よりも安く使えるサービスです。

インターネットを通して通話を行えるサービスで、通話料が安くなっている点が魅力です。

スマートフォンやパソコンなど使用する端末に専用の電話アプリをインストールすることで、利用できます。

電話番号は「050」から始まるものと「0ABJ番号」という「06」や「03」などよく目にしている番号から始まるものがあります。

通常の固定電話の場合、通話料が1分およそ20円かかりますが、IP電話の場合はおよそ8円となっていて、同じプロバイダ同士の電話番号だと無料になるなど通話料をおさえることが可能です。

スタートアップ企業や個人事業主にとって助かる点でしょう。

クラウドPBX

通常、電話機を設置する場合はPBXをオフィスに設置して電話回線の工事を行い、通話できるようにします。

クラウドPBXは、オフィスに設置していたPBXをインターネット上に設置するというものです。

インターネット上に設置されているので、オフィスに設置することはなく、場所を取りません。

工事も不要となるため導入コストを抑えることが可能です。インターネットを通して、内線電話、外線電話、転送サービスなどが利用できます。

申し込みして3日から5日ほどで使えるという点が魅力です。

また、IP電話機やスマーフォン、パソコンなど様々な端末に対応しています。
クラウドPBXは、環境によっては不安定になってしまう可能性があるため、通話品質が落ちてしまうというデメリットがあります。

電話代行サービス

電話代行サービスでは、電話対応の代行と共に電話番号の貸出サービスというものを行っています。

電話番号の貸出サービスを利用すると、自社専用の番号を割り当ててもらうことができるため、会社のホームページや名刺などにも貸出された電話番号を掲載することが可能です。

格安で固定電話の番号を取得・かつ電話対応も依頼したい場合に便利なサービスです。
ただし、貸出の際の条件は契約する電話代行サービスにより異なるため、よく確認してください。

電話番号取得アプリ

電話番号取得アプリは「050」から始まるIP電話番号を作成し取得できるアプリです。

取得や発行にかかる費用は無料となっているため、仕事の電話とプライベートの電話を分けたいという個人事業主の方にも注目されています。

同じ「050」番号同士の通話料が無料になるという点も魅力でしょう。

電話番号取得アプリを使う場合、アプリによって通話料が異なるため、通話料を確認して導入するアプリを決める必要があります。

また、仕事で海外に電話をすることがあるという場合や、海外からの問い合わせがあるかもしれないという場合は、海外通話に対応しているかどうかの確認も必要です。

Skype番号

パソコンやスマートフォンで利用する「Skype」では、無料通話機能が搭載されています。この無料通話機能とは別に、「Skype」では、電話番号を取得することも可能です。

電話番号を取得することで、固定電話や携帯電話に電話をかけることができるので、企業でも利用しやすくなります。

「Skype」で取得できる番号は「050」発信のIP電話番号です。
インターネット回線を利用した通話となるため、電波の状況が悪いと音声が聞こえにくい、途切れるというようなことが発生しやすくなります。
リーズナブルな価格で電話番号を取得する方法としてはおすすめです。

電話番号取得の料金

電話番号を取得する場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。先程の電話番号の取得方法から、それぞれの目安金額をまとめておきます。

NTTの加入電話の場合、加入権の取得として36,000円、回線工事が15,000円ほどかかるとされています。番号取得後、毎月の通話料がかかります。

携帯電話の番号の場合、端末の購入が必要です。端末は安い機種で20,000円くらいからあるでしょう。毎月の利用に応じて利用料が発生します。

IP電話の初期費用は数千円ほどなので、とてもリーズナブルです。利用料も月額数千円程度となっています。

クラウドPBXの初期費用は、各社異なります。初期費用がかかるケースもあれば初期費用が発生しないケースもあります。電話番号の代金や基本料、アカウント料金などが毎月発生します。

電話代行サービスの電話番号貸出サービスを利用する場合、初期費用は発生しません。ただし、電話代行サービスを利用することが前提となっており、月額利用料がかかります。

それらにオプションとして電話番号貸出費用が追加されます。電話代行サービスの利用料は各社異なりますが、目安として月額10,000円前後です。

電話番号取得アプリの場合は、アプリの利用は無料となっているため、初期費用はゼロ円で使うことができます。別途利用に応じて通信料が発生します。

Skype番号の場合は、電話番号取得の際に3つのプランから選んで申し込みが必要です。
毎月払い(300円)と3ヶ月払い(855円)12ヶ月払い(2,400円)というプランが用意されています。12ヶ月まとめて支払うことでより安く利用できます。

別途通信にかかる費用は発生しますが、通話料はこの金額以外にかかることがありません。海外への通話も安く抑えることが可能です。

<関連記事>
起業時は固定電話番号が必要?4つの取得方法について

電話番号を取得する3つの理由

法人が電話番号を取得しておかなければならないのはどのような理由からなのでしょうか。電話番号を取得しなければならない主な理由をまとめておきます。

会社としての信用度が高まる

会社の電話番号として携帯電話の番号が記載されていると、会社としての信頼度が低くなると言われています。

名刺やパンフレット、Webサイトなどに記載されている番号が携帯電話だと、支払いや納期などの連絡を取る際に、連絡がつかない・・・ということが発生してしまう可能性があることから、お客様は不安に感じてしまいます。

固定電話では、そのようなことが起こる可能性は低く、信用度が高まると言えるでしょう。

法人用のクレジットカードが作成できる

法人で使用するクレジットカードを作成したい場合、固定電話の番号が必要になります。これは審査に有利とされているからです。

クレジットカードの審査は、様々な項目を総合的に判断し、作成しても問題ないかどうか決めています。

もし携帯電話の番号だった場合、審査に落ちてしまう可能性もあるため、法人用のカードを作るためにも固定電話の番号を取得しておいたほうが良いのです。

金融機関への融資の申し込みに必要

金融機関への融資申し込みの際は、申請書類に固定電話の番号の有無を記入する項目があります。

法人としてしっかりした体制が整っているのかという判断をするためのものでもあるため、この記載があるかどうかで融資の申し込みの可否が変わってくると言えます。

しっかりとビジネスを展開していることを証明するためにも、固定電話の番号は重要な役割を果たしているのです。

<関連記事>
会社の固定電話番号は必要?取得するメリットや方法を解説

電話番号の貸し出し可能!電話代行サービス「BusinessCall」とは

電話代行サービスの「BusinessCall」は、官公庁や大手企業の電話代行も行っています。
どのようなサービスなのか紹介していきます。

03や050番の電話番号貸し出し可能

「BusinessCall」では、「03」や「050」番の電話番号を貸し出ししています。電話番号の貸し出しにかかる費用は基本料金に含まれているので、別途追加費用が発生する心配がありません。

高品質な電話対応

「BusinessCall」は、電話代行のプロが電話対応を行います。
高品質な電話対応で企業のイメージアップにも繋がります。

月額5000円から利用可能

「BusinessCall」は、スタンダードプランの場合、月額5,000円から利用可能です。
初めて電話代行サービスを導入される場合でも利用しやすい価格でしょう。

<関連記事>
電話代行って何?どんなサービス?メリットやデメリットを紹介

まとめ

スタートアップ企業や個人事業主が電話番号を取得する方法をご紹介しました。様々な方法がありますが、費用を抑えて信頼度の高い番号を取得する方法として電話代行サービスの利用はおすすめです。「BusinessCall」なら、「03」から始まる固定電話の番号を取得することができますし、電話対応も依頼できるので会社のイメージアップにも繋がります。

Businesscallのサービスの詳細はこちら

この記事を書いた人
Businesscall株式会社 広報部
Businesscall株式会社 広報部
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